Arduino(ESP32)でオリジナルIOT機器を作ろう!
パソコンインパルスのIOT電子工作教室とは…
IoT(Internet of Things)は、私たちの日常生活に革命をもたらしつつあります。IoT機器は、インターネットを介してさまざまなデバイスを接続し、リモートで操作できるようにする技術です。しかし、IoT機器の開発にはプログラミングの知識が必要であり、特に初心者にとっては敷居が高く感じることが多いです。
そこでインパルスでは、初めての方でも安心のノーコードでIoT機器を作成できるツール「Node-Red」を使った方法を紹介します。Node-Redは、プログラミングの知識がなくても視覚的にフローを組み立ててアプリケーションを作成できるプラットフォームです。さらに、AmazonのAlexaを使って音声で操作できるIoTデバイスを作成する方法にも触れていきます。
プログラミングが苦手、でも電子工作を始めたい!
Node-Redとは?
Node-Redは、プログラミングの経験がなくても、ドラッグ&ドロップでフローを組み立てることで、さまざまなデバイスやサービスを連携させることができるオープンソースのツールです。Node-Redを使えば、IoT機器や自動化システムを簡単に構築することができ、直感的に操作することができます。
Node-Redは、Webブラウザ上で操作できるため、インターネットに接続されたPCやラズベリーパイなどのデバイスにインストールして使用できます。また、Node-Redには多くのノード(ブロック)が用意されており、これらを組み合わせることで、センサーやアクチュエータ、データベース、外部APIと連携することができます。
Alexa音声コントロールとは?
Alexaは、Amazonが開発した音声認識技術を利用したAIアシスタントです。Alexaを使えば、音声でさまざまなデバイスを操作することができます。Alexa対応のデバイスを使うことで、音声コマンドを送信してIoT機器を操作することができ、家電の操作や情報提供など、生活の便利さを大きく向上させてくれます。
Alexaは、スマートホームデバイスの中心的な役割を果たし、Amazon EchoシリーズなどのAlexa対応デバイスを通じて、音声で家の中の照明や温度調節などを行うことができます。また、Alexaのスキルを活用することで、独自のデバイスやアプリケーションを作成し、音声操作を実現することも可能です。
Node-RedでAlexaとArduinoを連携させる準備
実際にNode-Redを使ってArduinoとAlexaを連携させ、音声で操作できるIoTデバイスを作成するために必要な機材をご紹介します。
必要なもの
- Node-RedがインストールされたPC
- Arduinoボード(例えばArduino UnoやESP32ボードなど)
- Alexaデバイス(Amazon Echoもしくはスマホなど)
- インターネット接続環境
- Node-Redの「node-red-contrib-alexa-remote-control」ノードのインストール
- Arduinoと連携するためのセンサーやアクチュエータ(例えばLEDやモーターなど)
これらのご用意は、すべてインパルスがご用意できます。(ご自身のデバイスもお持ち込みOKです)
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
Node-Redを使えば、プログラミングの知識がなくても、視覚的にフローを組み立ててIoT機器を作成することができます。今回は、インパルスの「IOT電子工作教室」Arduinoを制御し、Alexaを使って音声操作する方法をご紹介しました。このように、Node-RedとAlexaを組み合わせることで、IoT機器の開発がさらに簡単になり、初心者でも気軽に電子工作を楽しむことができます。